米国債、入札前に利回り曲線がスティープ化-ディーラーがショート

米国債の次の試練は供給だ。米国債市場は8日、コロンブスデーの祝日で休場だったが、アジア時間9日の取引では利回りが上昇、イールドカーブがスティープ化傾向だ。10、11日に予定される入札をにらんだ動きのもようだ。

  10日には3年債と10年債、11日は30年債の入札がある。先週の急上昇に続き利回りが上昇傾向にある状況下での入札であるほか、740億ドル(約8兆3700億円)の供給に対して償還は240億ドルにとどまる。

  ディーラーはこれに備え、ショート(売り持ち)ポジションを構築している。入札で多くの債券を引き受けることになっても、ポジションがロング(買い持ち)にならないようにするためだ。

  アジア時間9日の取引で10年債利回りは一時2ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の3.25%、30年債は3bp上昇して3.44%を付けた。

原題:Dealers Take the Short Route as U.S. Curve Steepens Before Sales(抜粋)

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