ゴールドマン:アジア株は第4四半期に反発へ-期初から連日下落でも

  • アジア市場はテクニカル分析では売られ過ぎだとモー氏
  • MSCIアジア太平洋指数は第4半期に上昇する傾向

今年最後の四半期に入ってアジア株の足取りは芳しくないが、投資家はすぐに一息つくことができるかもしれないとゴールドマン・サックス・グループのストラテジスト、ティモシー・モー氏が予想した。

  アジア太平洋担当チーフ株式ストラテジストを務めるモー氏は、MSCIアジア太平洋指数が10月初め以降、連日下落しているものの、世界の経済成長と中国経済の安定を背景に四半期末に向けて回復する可能性があると指摘。域内市場はテクニカル分析で見て売られ過ぎであり、米国とアジアの相対的パフォーマンスは反転につながるほど行き過ぎた状態にあるとの見解を明らかにした。

  過去のデータもモー氏の見通しに味方する。ブルームバーグの集計データによると、MSCIアジア太平洋指数が10-12月(第4四半期)に下落したのは2009年以降で2回だけだ。米中貿易摩擦やドル高、新興国市場を巡る懸念が同指数を今年9%余り押し下げており、S&P500種株価指数との比較では過去最低水準にある。

  モー氏はブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「ここからは市場が足場を何とか回復し、さらに上げると考えるのがかなり良い見方だ」と語った。

  同氏は中国株が「かなり興味深いリスク・リターン」を示していると述べ、来年の予想株価収益率(PER)は10倍で投資妙味があるとし、中国の財政政策や固定資産投資の改善を考えると、インフラ投資関連セクターにチャンスがあるとの認識を示した。

原題:Despite Drop, Goldman Sees Asian Stock Rebound in Fourth Quarter(抜粋)

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