ZOZO前沢社長、6時間勤務だから月旅行にも行ける!-制度を自賛

  • 社外でのアート、車、宇宙、勉強、体験がプラスに、生産性も向上
  • 「だから月に行ったらいい仕事できる」-23年に月周回旅行を計画

ファッション通販サイト大手ZOZO(ゾゾ)の前沢友作氏は9日、日本外国特派員協会で会見し、経営者として多忙な中、訓練期間も含め月の周回旅行に行けるような時間を確保できるのは、自身が社内に定着させたワークライフバランス重視の働き方の成果、との見方を示した。

ZOZOの前沢氏

Photographer: Tohomohiro Ohsumi/Bloomberg

  前沢氏は先月、2023年に米宇宙ベンチャー、スペースXの大型ロケット「BFR」で月を周回する計画を発表。前沢氏はスペースX社が行う月旅行の最初の乗客として契約した。最大8人の音楽家や画家などのアーティストを招待するという。

  特派員協会での会見で、会社を経営しながらアートコレクターとしての活動や今後控える月旅行に向けた訓練の時間などをどうやって捻出するのかと問われた前沢氏は、同社では仕事は「短時間で集中してやって早く帰る」をモットーに6時間勤務制を取り入れていると説明。無駄な資料作りや会議がなくなり、生産性の向上につながったと強調した。

  前沢氏も率先して6時間で切り上げると明かし、会社以外で得たことは社業にもプラスに働くとの信念から「趣味のアートだったり、車が大好きだったり、宇宙の発表もあったり、お勉強だったり、体験だったり、お買い物だったり」に時間とお金を使うと語った。「だから月に行ったらきっと僕はいい仕事ができると思う」と力を込めた。

  日本政府が長時間労働を是正する「働き方改革」を推進する中、ゾゾは既に12年から6時間労働制を取り入れ、売上高も年々伸ばしている。東洋経済の会社四季報によると、ゾゾの18年6月末時点の従業員数は991人、平均年齢は31.4歳で年収は524万円となっている。

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE