世界のM&A意欲が4年ぶり低水準、地政学の不確実性懸念ーEY調査

  • 今後1年に買収を計画する企業幹部は46%にとどまる-昨年56%
  • 一部のディールメーカーは一時停止ボタン押した-クロスコス氏

地政学な懸念の高まりで合併・買収(M&A)のディールメーカーが動揺する中、記録的なM&Aペースが急激に減速する可能性があることが、コンサルティング会社アーンスト・アンド・ヤングの調査で明らかになった。

  世界45カ国2600余りのディールメーカーを対象とした同調査によれば、今後1年で買収を計画している企業幹部はわずか46%と、企業の買収意欲は4年ぶりの低水準となっている。昨年の調査では56%だった。
 
  同社で取引助言サービス担当のグローバル副会長を務めるスティーブ・クロスコス氏は同調査で、「地政学、通商および関税を巡る不確実性を理由に、一部のディールメーカーは最終的に一時停止ボタンを押した」と指摘。 「1-6月(上期)の予想を上回る業績に加え、紛れもなく戦略的に必要不可欠なディールであるにもかかわらず、M&Aは今年のスタート時よりもはるかに弱い形で終わることが予想される」と述べた。
  
原題:Global M&A Appetite Seen to Wane Amid Geopolitical Concerns (2)(抜粋)

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