テスラに挑む中国ファラデー・フューチャーが資金トラブル

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  • 大株主の恒大の出資をめぐりトラブルが発生
  • ファラデーは恒大の20億ドル出資の破談望む

賈躍亭氏が率いる電気自動車(EV)ベンチャー、ファラデー・フューチャーが中国で第3位の資産家、許家印氏から20億ドル(約2260億円)の出資の公約を得た後、カリフォルニア州ハンフォードの同社工場はついに稼働を開始した。

  賈氏は工場労働者や元テスラの私的財産・訴訟担当責任者、さらにはハンフォード市長経験者までも採用し、自らのチームを作り上げた。

ファラデー・フューチャーのEV「FF91」

撮影:Patrick T. Fallon / Bloomberg

  ハンフォードの市政代行官、ダレル・パイル氏は今年8月の電子メールで、「私がこうしてタイプしている間にも自動車が組み立てられている」と述べた。

  しかしこの勢いは長くは続かなかった。資産家の許家印氏がブレーキを踏んでいるからだ。賈躍亭氏が今月3日、香港国際仲裁センターで仲裁を開始した後、許氏が率いる恒大健康産業集団は社の利益を守るため弁護士を雇ったと発表。ファラデーはツイッターに掲載した発表資料で、恒大健康は最初の8億ドル出資後、賈氏が条件を満たしたにもかかわらず、追加出資をしていないと主張した。

  同資料によると、恒大がファラデーの知的財産権を得ようとして支払いを保留しているとされることに加え、他からファラデーが早期の融資を受けるのを妨げているため、ファラデーは恒大との出資公約の破棄を望んでいる。

原題:Chinese Tesla Challenger Hits Funding Snag as Car Launch Looms(抜粋)

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