住宅購入後の値引きに怒り心頭-大型連休中に中国各地で抗議頻発

  • 抗議活動の様子、ソーシャルメディアで広がる
  • 碧桂園の上海「海湾1号」では2カ月前に比べ最大25%値引きも

せっかく持ち家を手に入れたのに同様の物件が購入額よりずっと安く売りに出されていることを知った人々が怒りあらわにしている。中国では国慶節(建国記念日)の連休中に不動産会社の販売センターに大勢が押し寄せ、返金を求めて抗議する光景が各地で見られた。

  碧桂園(カントリー・ガーデン・ホールディングス)が江西省上饒に置くマンション販売センター「信州府銷售中心」には4日、抗議する人々が殺到。その様子が写真や動画に収められ、ソーシャルメディアで広がった。投石で窓ガラスが割られるなどし、同社が1年前より30%ほど安い値段で物件を売り出していることに人々は憤りを隠さない。

  碧桂園の上海でのプロジェクト「海湾1号」でも同じような抗議活動が発生。ここでの住宅価格は2カ月前と比べ最大25%値下がり。福建省漳州では融信中国のプロジェクトを巡り販売拠点近くで人々が「悪徳不動産会社」との横断幕を掲げ抗議した。

  こうした騒ぎは中国の不動産市場が減速し始めている新たな兆しだ。債務に苦しむ不動産会社が売れ残り住宅を減らすため、高級車を無料で提供したり、大幅値引きしたりし、あの手この手で売上高を押し上げようとしている。

  碧桂園のメディア担当者によれば、上饒でのプロジェクトでは2軒目の住宅購入者にのみ値引きが提供される。上海では価格引き下げは貧困地区のプロジェクトに限られるという。同担当者は8日、会社の方針だとして名前を明かさないことを条件に電話取材に応じた。

Holiday Blues

Golden Week is typically great for new-home sales. Not this year

Source: China Securities Co.

Note: Data show new-home sales in 47 major cities.

原題:Angry Mobs Show All’s Not Well in China’s Property Sector (1)(抜粋)

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