トランプ米大統領が懸念表明-サウジ王室批判の記者行方不明で

  • 「かなり悪い話も広がっている。私はそうしたことは好きではない」
  • カショギ氏がトルコのサウジ領事館入った後に行方不明-殺害情報も

トランプ米大統領は8日、サウジアラビア王室を批判していた同国出身ジャーナリスト、ジャマル・カショギ氏がトルコ・イスタンブールのサウジ領事館に入った後に行方不明になっている問題で懸念を表明した。

  大統領は訪問先のオーランドからホワイトハウスに戻った際、記者団に対し「その問題に関して懸念している」と発言。「解決することを望んでいる。今のところは誰も何も知らないが、かなり悪い話も広がっている。私はそうしたことは好きではない」と述べた。

  匿名を条件に話したトルコ当局者は、カショギ氏がイスタンブールの領事館内で殺害されたと証拠を示さずに明かした。サウジ政府はこれを強く否定している。

  トランプ大統領はサウジ王室に対する批判をほぼ控えているが、最近では原油増産を通じて価格を下げるよう要求したり、シリア情勢の安定化のためより多くの資源を拠出するよう求めたりしている。

  米議会では、ワシントン・ポスト紙にも寄稿していたカショギ氏の殺害が確認されればサウジが経済的な代償を払うことになると警告する議員も出ている。

  サウジのムハンマド皇太子はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、カショギ氏は領事館に入った直後に退館したと説明。トルコ当局による館内の捜索を認める用意があるとも語った。

原題:Trump Says He’s ‘Concerned’ Over Journalist Khashoggi’s Fate(抜粋)

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