LMEアルミ:4月以来の大幅安、供給懸念後退-亜鉛なども安い

  • 中国の需要が回復するまでアルミ相場は軟調にとどまる-中信期貨
  • 中国の預金準備率引き下げ、景気下振れのしるしとの指摘も

8日のロンドン金属取引所(LME)でアルミニウム相場は下落。ノルウェーのノルスク・ハイドロがブラジルのアルミナ精錬所を再稼働させる用意があると表明、精錬所閉鎖の発表を受けて強まっていた供給懸念が後退した。中国の見通しを巡る懸念を背景に、亜鉛など他の大半の金属も値下がり。

  アルミは前週末比3%安の1トン=2067ドルで終了。4月以来の大幅安となった。亜鉛が0.8%下げたほか、ニッケルと鉛も下落した。

  中信期貨はウェブサイトに8日掲載したリポートで、中国の需要が回復するまでアルミ相場は軟調にとどまると予想。

  中国糧油(コフコ)フューチャーズのアナリスト、ウェイ・ライ氏は電話インタビューで、中国は今年4度目となる市中銀行の預金準備率引き下げに踏み切ったものの、投資家はそうした動きを経済への下振れ圧力が高まっているしるしとして「悲観的」に受け止めたと指摘した。

原題:As LME Week Opens, Metals Sink Again With Aluminum Pacing Drop(抜粋)

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