テスラ時価総額、1週間で1.1兆円余り吹き飛ぶ

  • SEC調査のほか、攻撃的なツイートなどによって株価下落
  • 8日の通常取引終了後の時間外では株価上昇
Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg
Photographer: Patrick T. Fallon/Bloomberg

米テスラは一息つくことができないようだ。

  株式非公開化に関するイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)のツイートを巡る米証券取引委員会(SEC)調査をきっかけにした株価下落はそれだけではとどまらず、それに続くSECをやゆする攻撃的なツイートや破綻前の米リーマン・ブラザーズ・ホールディングスになぞらえた批判で同社の価値はさらに下がった。8日の株価は5営業日続落となり、4.35%下落して2017年3月以来、約1年半ぶりの安値を付けた。時価総額は1週間で100億ドル(約1兆1300億円)余り吹き飛んだ。

  ただ通常取引終了後の時間外取引で株価は一時、約1%上昇した。マッコーリーがテスラのカバレッジを開始し、投資判断を「アウトパフォーム」としたことが手掛かり。

  「モデル3」が米国で最も販売好調なセダンの1つになりつつあるにもかかわらず、投資家は引き続きテスラに手厳しい。7-9月(第3四半期)の納車台数は同社の事前見通しに沿った水準になり、JPモルガンは業績予想を引き上げた。

  マッコーリーのアナリスト、メイナード・オム氏はリポートで、自動車業界は破壊的な革新と技術にけん引された「数十年の変化に直面している」とした上で、テスラはそれをリードする「比類のない立場にある」と指摘した。

原題:Tesla’s Value Sinks by $10 Billion in a Week (Correct)(抜粋)

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