UBS、フランス当局が2000億円超を請求-富裕層の税逃れほう助裁判

富裕層顧客の税逃れをほう助したとして訴追されたスイスのUBSグループに対し、フランス当局は16億ユーロ(約2080億円)を請求した。8日にパリで裁判が始まった。

  UBSの弁護士によると、この額はフランス政府側が最近提出した書面で明らかになった。

  起訴状によると、UBSはフランスでサービスを提供するために必要な認可書類を持たないにもかかわらず行員を派遣。当局に発覚するのを防ぐため行員らは「セキュリティー・リスク・ガバナンス」と呼ばれるマニュアルを作成していたほか、暗号化したコンピューターや社名の入っていない名刺を用意し、ホテルを定期的に変えるなど、スパイ映画さながらの戦術を採用していた。

  UBSは一貫して不正を否定している。この裁判にはUBSウェルス・マネジメント部門元責任者のディーター・キーファー氏ら、同行の幹部数人が出廷する見通し。

原題:UBS Says France Seeks $1.8 Billion at Paris Tax-Dodging Trial(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE