セントルイス連銀総裁:高い米成長率、継続は生産性向上が条件

米セントルイス連銀のブラード総裁は米経済成長率について、生産性が向上しない限り予想を上回るペースを維持できなくなるとの見方を示した。

  ブラード総裁はシンガポールでの講演で、「米国が現在の実質国内総生産(GDP)成長率を維持していくには、生産性の伸びが加速する必要があるだろう。それは米国の投資が改善し、技術の普及によって事業運営プロセスがより速いペースで改善し始めた場合に限り可能だ」と述べた。

ブラード・セントルイス連銀総裁

Akio Kon / Bloomberg

  経済成長率がここ1年半予想を上回ったため、インフレ率が米金融当局の予想を下回る中でも利上げを続けていくことが可能だった、とブラード総裁は語った。

  今後の利上げ継続については、不可欠というわけではないと指摘。講演終了後、「現時点で良い状況にある。金利水準は良好、インフレ期待は非常にいい形で目標近辺にある。ここから先は指標に反応していくとの立場を示していくべきだろう。それが賢明な道だ」と話した。

  貿易に関してブラード総裁は、「広範にわたる貿易戦争」の継続は世界経済にとって「非常にネガティブだ」と述べた。

原題:Bullard Says U.S. Growth Depends on Productivity Picking Up (1)(抜粋)

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