ポンペオ米国務長官、中国と「根本的な意見の相違」表明-王外相と舌戦

更新日時
  • ポンペオ氏、今回のアジア歴訪の締めくくりで北京に到着
  • 6月の訪中と異なり、習国家主席と会談予定はない

ポンペオ米国務長官

Photographer: JUNG YEON-JE/AFP
Photographer: JUNG YEON-JE/AFP

ポンペオ米国務長官は8日、北京で中国の王毅外相と辛らつな言葉のやり取りを交わし、「根本的な意見の相違」があると表明した。米中の緊張激化があらためて浮き彫りになった。

中国の王毅外相とポンペオ米国務長官(8日、北京)

Bloomberg

  ポンペオ長官に先駆け、王外相は同日、貿易摩擦をエスカレートさせ台湾問題や内政に介入しているのは米国だと非難。「こうした行動は相互信頼を傷つけ、中国と米国の関係に影を落としている。両国国民の利益に全くそぐわない」と語った。

  これに対し、ポンペオ氏は「王氏が挙げた問題について、米国側の見解は根本的に異なる」と説明。「中国がとってきた行動を米国は深く憂慮している。米中関係は極めて重要なため、それぞれの問題について議論する機会が得られることを楽しみにしている」と続けた。

  ポンペオ氏は北朝鮮を含む今回のアジア歴訪の締めくくりに北京を訪問。同氏が6月に中国を訪問した際には習近平国家主席と会談したが、今回は中国が米国に対する不満を公にする形で、両者の会談は予定されていない。米中間の対立が北朝鮮問題を巡る両国の協力にも影響を及ぼす恐れがあると懸念されているが、中国外務省の陸慷報道官は8日の記者会見でこれを否定した。

原題:China-U.S. Tensions Flare in Testy Pompeo Visit to Beijing (1)(抜粋)

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