EU、11月の英離脱合意に向け「昼夜分かたず作業」-ユンケル委員長

  • 英国、アイルランド国境問題巡る新たな案を数日内に提出の見通し
  • EU、アイルランド、英国とも合意に前向きな見方示す

欧州連合(EU)と英国の当局者は5日、今後数週間で離脱合意に至る可能性についていずれも前向きな見方を示した。欧州委員会のユンケル委員長は、交渉担当者が合意確保に向け「昼夜を分かたず」作業していると語った。

  両者は合意締結へのボトルネックとなっているアイルランド国境問題が17日の首脳会議までに進展し、その1カ月後に全体的な離脱合意を締結することを希望している。

  ユンケル委員長はウィーンのオーストリア議会で「合意成立へまさに集中している」と発言。「首席交渉官であるミシェル・バルニエ氏を中心に、欧州委員会は英国側や委員会内、EU加盟国とともに十分な進展を果たせるよう昼夜を分かたず作業を続けている」と述べた。

  今月のEU首脳会議までに「十分な準備をし、11月に最終的にまとめられるよう」事態を進展させることが狙いだと、同委員長は説明した。

  英国の事実上の副首相であるリディントン内閣府担当相、アイルランドのコーブニー外相もそれぞれ明るい見通しを示したが、いずれも一部の重要な詳細が未解決で残っていると指摘した。

  EUはアイルランド国境問題に関する英国の新たな提案が来週届くと見込んでいる。

原題:EU Is Working ‘Day and Night’ to Get a November Brexit Deal(抜粋)

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