3年ぶりに「売り」シグナル-香港住宅市場の先行指標が示す

  • ハンセン不動産株指数、1月のピークからの下落率が約20%
  • 流動性の高い株式市場は不動産に先行-チャーチャウス氏

世界で最も手が届きにくい住宅市場に関する信頼性の高い先行指標が、3年ぶりに「売り」シグナルを発した。

  香港上場の不動産銘柄から成るハンセン不動産株指数は4日、1月のピークからの下落率が約20%に達した。香港住宅価格がこれまで4回下落局面に転じる前に、ハンセン不動産株指数が同じような値下がりを毎回記録したことをブルームバーグの集計データが示している。

  金利上昇や米中貿易戦争を受け、香港の不動産銘柄は下落。ここ数年の世界的な不動産価格上昇局面でも人口密度の高い香港が際立って値上がりしていたが、最近はロンドンやニューヨークといった大都市で相場反転の兆しが増えている。
 
  ポートウッド・キャピタルのピーター・チャーチャウス会長は、株式市場は不動産よりも流動性が高いこともあり、先に「相場がピークに達し底値を付けるのがほぼ常だ」と指摘。香港上場の不動産開発会社、希慎興業(ハイサン・デベロップメント)と龍湖集団の取締役も務めるチャーチャウス氏は「歴史がわれわれに何かを告げている」と述べた。

原題:Hong Kong Stocks Signal Pain for World’s Priciest Properties (1)(抜粋)

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