香港株式市場で空売り投資家が台頭、連休明けの中国株市場に波及へ

  • 4日の売買代金全体に占める空売りの割合は18%近くに
  • 空売りの割合、過去20年で2番目の高水準

Photographer: Jerome Favre / Bloomberg

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香港の株式市場がこれほど弱気に傾いたことはほとんどない。

  ブルームバーグが集計した取引所データによると、香港株式市場の4日の売買代金全体に占める空売りの割合は18%近くに達した。これは過去20年では2016年5月以来の高水準。ハンセン指数は4日に前日比1.7%下落し、3営業日としては米国株のボラティリティー上昇が世界の株式市場に波及した2月以来の大幅続落を記録した。

  弱気派は先月の踏み上げ相場で不意打ちを受けた後、香港の株式と通貨を再び標的にしており、ハンセン指数は今週の下落で、今年の騰落率が2011年以来最悪に向かうペースだ。香港株には貿易戦争が中国の景気減速に追い打ちをかけるとの懸念が重しになっており、通貨の米ドルのペッグ制で香港は米国の金融引き締めに追随せざるを得ない。

  ハンセン指数は先月、本土株の指標の後を追う形で弱気相場入りした。香港株の今週の不振は、1週間の連休が8日に明ける中国株式市場の全般的なトーンを決めるとみられる。

原題:Short Sellers Feast on Hong Kong Stocks as China Investors Brace(抜粋)

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