バリアズニー氏、「ベストアイデア」取引のファンドを閉鎖-関係者

  • アトラス・ファンダメンタルの成績8月24日時点でマイナス約6%
  • 同ファンドは閉鎖までに全ての外部資金を失ったと関係者

ドミトリー・バリアズニー氏は、自分のベストアイデアで取引するために世界的な金融危機の際にスタートさせたヘッジファンドを閉鎖した。

  事情に詳しい関係者1人によれば、バリアズニー氏が創業したヘッジファンド運営会社バリアズニ ー・アセット・マネジメントは、旗艦ファンドである「アトラス・ファンダメンタル・トレーディング・ファンド」を閉鎖することを決めた。別の「アトラス・エンハンスト」での資金運用の方が費用効率が良いと判断した。関係者によれば、アトラス・ファンダメンタルは閉鎖までに全ての外部資金が引き揚げられ、運用資産額は1億5000万ドル(約171億円)に減っていた。

  投資家に宛てた文書によると、シカゴを拠点に2001年に設立されたバリアズニー・アセットのファンドの今年の運用成績は、シタデルやミレニアム・マネジメントといったマルチストラテジー戦略を採用するライバルを下回る精彩を欠く数字となり、アトラス・ファンダメンタルが8月24日時点でマイナス約5.9%、アトラス・エンハンストが9月21日時点でプラス1%未満にとどまった。

  バリアズニーはコメントを控えている。

原題:Dmitry Balyasny Is Said to Shutter His Own Best Ideas Hedge Fund(抜粋)

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