新興国株、今後半年で最大15%値上がりも-JPモルガン

  • 貿易戦争などマクロ経済リスク、新興国資産にほぼ織り込み済み
  • 弱気センチメントにこそ好機がある-コラノビッチ氏

Photographer: Qilai Shen / Bloomberg

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新興国株は今後半年で最大15%値上がりする可能性があると米銀JPモルガン・チェースが指摘した。今年に入り低調な新興国資産は米国とのパフォーマンス格差を縮めていくとみている。

  JPモルガンは、貿易戦争など主なマクロ経済リスクは新興国資産にほぼ織り込まれたと分析。同行のマクロクオンツ・デリバティブ調査のグローバル責任者、マルコ・コラノビッチ氏は4日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、来年の新興国経済の成長率は先進国の伸びに収れんしていくと説明し、新興国株式は今後3-6カ月で10-15%上昇する可能性があるとした。

  コラノビッチ氏によると、JPモルガンのクロスアセット戦略は今年前半には米国株一辺倒だったが、新興国株と米国株へのウエートを均等にした。「センチメントは弱気だが、こうした極端なコンセンサスにこそ好機があるとわれわれは考えている」と同氏は話す。

  新興国市場が米金利上昇やドル高、米中貿易摩擦の激化による影響を受ける中で、S&P500種株価指数は今年、MSCI新興市場指数を21ポイント程度アウトパフォームしている。だが、コラノビッチ氏はこうしたトレンドが反転すると見込んでいる。

原題:JPMorgan Says Emerging Markets May Rally Up to 15% in Six Months(抜粋)

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