ダンスケ銀行:マネーロンダリング疑惑、米当局が調査を開始

  • エストニアとデンマークですでに刑事捜査が進行中
  • ダンスケ銀、予想される罰金に対し引き当ててはいない-CFO代行

デンマーク最大の銀行、ダンスケ銀行は同行が絡むマネーロンダリング(資金洗浄)疑惑について米当局が調査を開始したと明らかにした。この疑惑を巡っては、すでに最高経営責任者(CEO)が辞任、エストニアとデンマークでは刑事捜査が進行している。

  ダンスケ銀行は4日、「自社のエストニア支店に関連して米司法省が刑事捜査を行っており、それに関わる情報提供の依頼を同省から受け取った」と発表した。同行はすべての関連当局に協力しているとも述べた。

  エクサンBNPパリバのアナリスト、アンドレアス・ハカンソン氏は米当局の調査に「意外感は全くない」としつつ、「罰金がどれだけ大きくなるかがいまや懸念だ。米国や欧州の当局が科すことになれば、金額が全く違うからだ」と語った。デンマークのヤルロブ産業・企業・財政相はこれまでに、ダンスケ銀行に対する同国当局の罰金は6億3000万ドル(約720億円)に上る可能性があると述べていた。

  ダンスケ銀行のモルテン・モースゴー最高財務責任者(CFO)代行は、生じる恐れのある罰金に対して同行では引当金を積み立ててはいないと語った。

原題:Danske Bank Says U.S. Is Now Investigating Laundering Case (3)(抜粋)

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