ギリシャ、銀行の不良債権処理支援策を検討-関係者

  • 不良債権の一部をSPVに移管、SPVは政府保証得て債券発行へ
  • ギリシャの銀行株は年初来で40%余り下落していた

ギリシャ政府は、銀行の速やかな不良債権処理を後押しする計画を検討している。大打撃を被った銀行業界の信頼回復に向け、支援策には政府保証などが含まれる可能性があると、事情に詳しい関係者が述べた。

  非公開情報であることから匿名を希望した関係者によると、詳細は依然策定中だが、銀行に不良債権の一部を特別目的事業体(SPV)に移管させ、バランスシートから切り離すことができるようにする。SPVは債券を発行して投資家に販売し、この一部に政府保証を付ける計画だという。

  ギリシャのASE銀行株指数は年初から40%余り下落。速やかにバランスシートの健全性を回復できるのか疑問が膨らむ中で、過去1週間に下げ足を速めた。

  ギリシャ政府は3日、ギリシャ金融安定基金(HFSF)と常に連絡を取りつつ、「不良債権のいっそうの削減など具体的な行動計画」を推進していると発表。HFSFの担当者は銀行の不良債権処理計画にはコメントせず、計画や構想について欧州当局と定期的に意見を交換していると述べるにとどめた。財務省報道担当者は、そのような計画を承知していないと語った。ギリシャ中央銀行、欧州中央銀行(ECB)、欧州委員会の報道官はコメントを控えた。

Tall Order

Greek banks face mounting pressure from supervisors to reduce soured loans

Source: Bloomberg reporting

Note: Submitted targets have yet to be agreed with supervisors

原題:Greece Is Said to Weigh Bank Bad-Loan Plan After Stock Rout (2)(抜粋)

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