グローバル投資家が救う中国株市場、好機あふれる-UBSの房東明氏

  • CSI300指数が年末までに約15%反発すると予想
  • 「グローバル投資家の総合的な重要性が確実に高まっている」

トランプ米大統領が中国製品に追加関税を課し、景気減速の兆しが増える中で、海外投資家が中国の株式市場を救い、本土株は年内に上昇するとUBSグループの中国株責任者、房東明氏はみている。

  本土株の指標CSI300指数が年初来で約15%下落していることから、房氏は「ここから私は確実に買い手になる」とニューヨークでブルームバーグに語った。

房東明氏

ソース:UBS

  モルガン・スタンレーやゴールドマン・サックスを含め約20年間にわたり経験を積んだアジア市場のベテランである房氏にとって、中国本土の人民元建てA株は好機に満ちている。個人投資家による取引が圧倒的に多い本土株市場に世界から投資家が参入する余地が広がっているためだ。

  香港在勤の房氏は上海と深圳に上場する主要企業から成るCSI300指数が年末までに約15%反発すると予想する。 

  房氏によれば、MSCIが同社の主要なグローバル株価指数へのA株組み入れ第2弾を完了した8月末時点で、海外投資家が売買の8.6%を占め、その割合は過去最高となった。FTSEラッセルが先週、A株を2019年にグローバル指数に採用すると発表したことで、海外投資家の存在感は本土でも一段と高まる見込みだ。

  「グローバル投資家の総合的な重要性が確実に高まっている。投資哲学やトレンド、価格形成やバリュエーションへのインパクトという点でA株市場への影響力が大きくなっている」というのが房氏の認識だ。

原題:UBS Sees Foreign Investors Riding to the Rescue of China Stocks(抜粋)

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