資生堂やコーセー、小売り銘柄下落-中国当局が税関検査強化との報道

  • 小売りセクターはTOPIXをアンダーパフォーム
  • 上海浦東国際空港で検査強化とのうわさ広まる-CNR

4日の東京株式市場で資生堂やコーセーなど化粧品株や小売り銘柄の一部が値下がりした。中国のソーシャルメディアの報道を受け、中国国民が海外で購入した商品を持ち込む際に当局が監視を強めるとの観測が強まったためだ。

  中国国営ラジオの中国人民放送(CNR)は上海の税関職員を引用し、海外旅行から帰国した中国国民は、商品価値が免税枠を超える場合は税関に申告する必要があると報じた。また、上海浦東国際空港では海外で購入した商品を持ち込む中国旅行者に対する検査が最近厳しくなったとのうわさがソーシャルメディアで広まっているとも伝えた。
 
  きょうの東京株市場の終値時点では、TOPIXの下落寄与度首位が資生堂、2位が花王とインバウンド需要の恩恵を受けやすい2銘柄が上位を占めた。また、小売りセクターでも上期決算で中国需要の低迷が嫌気された良品計画が下落寄与度トップとなったほか、ドンキホーテホールディングスやマツモトキヨシホールディングスなどのインバウンド関連が上位に並んだ。TOPIX業種別で小売りは0.8%安と、指数全体の0.1%安に比べてアンダーパフォームした。

原題:Japan Retailers Take Hit After China Report on Customs Checks(抜粋)

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