シャンパンでお祝い-米国債急落で弱気派に勢い、一段の下落見込む

  • 10年物米国債は3日に1年余りで最大の下落
  • 30年債利回りは3日、3.34%付近で終了

米連邦公開市場委員会(FOMC)が長期金利見通しを引き上げた後になぜか、米国債相場は上昇したが、弱気派はやっとお祝い気分に浸ることができそうだ。

  10年物米国債は3日、1年余りで最大の下落を演じた。ADPリサーチ・インスティチュートがまとめた雇用統計の強さで、米金融当局が2019年に入っても利上げを続けるとの見通しが裏付けられた。30年物米国債利回りは、ベテラン債券投資家のジェフリー・ガンドラック氏が「節目」と呼んだ3.25%を超えた。

  ナショナル・オーストラリア銀行(NAB)のストラテジスト、ロドリゴ・カトリル氏は「堅調なデータと原油高、一段の利回り上昇にあまり抵抗がないことを示唆するテクニカル指標を踏まえ、多くの投資家が今回の上昇がどこまで行くだろうと考えている」と話した。

  米10年債利回りは2.8-3.1%というここ数カ月のレンジを抜けだそうとしている。次のきっかけは5日の米雇用統計だろう。

  空売り筋は既に準備万端だ。米商品先物取引委員会(CFTC)の最新のデータによれば、10年物米国債のネットショートポジションは過去最高に上っている。

  10年債利回りはアジア時間4日の取引で一時3.1983%に達した。これは2011年以来の最高。30年債は3日に3.34%付近で終了。ガンドラック氏は9月19日に、30年債利回りが3.25%を上回って2回終了すれば大きな節目だと述べていた。

原題:Bond Bears Popping Champagne See Treasury Yields Even Higher (1)(抜粋)

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