コアファンド運用成績、9月に回復-FAANG避けたのが正解

  • 大型コアファンド約68%がベンチマーク上回る-09年来の好成績
  • FAANGで9月に上昇したのはネットフリックスのみ

銘柄選別で利益を狙うファンドによる先月の運用成績は、米大手テクノロジー株を追わない戦略が奏功した。同じ戦略で9年ぶりの低調な成績に終わった8月とは対象的だ。

  フェイスブックとアマゾン・ドット・コム、アップル、ネットフリックス、グーグル親会社アルファベットを示す「FAANG」銘柄群の下落が相場全体の足を引っ張る中でも、大型コアファンドは9月に2009年以来の好成績を収めた。ファンドの約68%はそれぞれのベンチマークを上回り、同比率がわずか13%だった8月から大幅に回復。8月はバンク・オブ・アメリカ(BofA)がデータ集計を開始して以来の最低を記録していた。
           

  サビータ・サブマラニアン氏率いる同行のストラテジストらは顧客向けリポートで、「コアファンドの8月の低調なパフォーマンスはFAANG株のアンダーウエートが一因だったが、この銘柄群で9月に上昇したのはネットフリックスだけだったため、コアファンドは同じ投資スタンスで恩恵を受けた公算が大きい」と分析し、「追い風だった」と述べた。

  ファンドのパフォーマンスの変動は、テクノロジー大手の市場への影響力が極めて大きいことを浮き彫りにする。

  8月に20%高とこの6年余りで最大の上昇率を記録したアップル株は9月に下落。FAANG銘柄はグループ全体として9月に下落し、8月の上昇幅のほぼ3分の1を失った。
           
原題:Shunning FAANG Pays Off for Stock Pickers in September Reversal(抜粋)

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