米リッチモンド連銀総裁:地政学リスクなどが存在、景気は力強い

リッチモンド連銀のバーキン総裁は供給停滞や地政学的な不安定、市場のボラティリティーといったリスクが存在するとしながらも、米経済は力強いと指摘した。

  バーキン総裁はウェストバージニア州チャールストンでの会議で講演し、「成長は底堅く、失業率も低い。インフレは目標水準にある」と述べた。ただ、「貿易摩擦によって数カ月前と比べて神経質さが増している」と発言した。

  バーキン総裁は講演原稿で金融政策の具体的な見通しは言及しなかった。総裁が注視している指標の一つである企業投資については、「信頼感が続くかどうかを明確に示唆する指標だ。今後の方向性に良い感触を得ない限り、企業は将来に投資することはないだろう。個人的な見解では、これこそが現在の関税措置を巡る議論がもたらしている大きな課題だ」と述べた。

  イールドカーブについては、長短金利の差が縮小しており「市場が見通しに対して信頼を失いつつあることを示している可能性がある」と述べ、過去にはリセッション(景気後退)に突入する前に逆イールドが発生することが多かったと指摘した。

原題:Richmond Fed’s Barkin Sees Risks Amid Solid U.S. Growth(抜粋)

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