イタリア:予算で譲歩へ、トリア財務相とディマイオ副首相が発言

  • 着実な債務削減にコミットしている-トリア財務相
  • ディマイオ副首相、20年と21年の赤字目標引き下げ検討を肯定

イタリアのポピュリスト連立政権は、欧州連合(EU)の圧力を受けて、予算での財政赤字目標を引き下げる公算だ。

  トリア財務相は3日ローマで開かれたイベントで、イタリアは「EUと合意した目標に向けて着実に債務削減を続ける」ことにコミットしていると述べた。ただ、財政赤字の対国内総生産(GDP)比率は2019年に、「抑制された」程度ではあるが前年に比べ上昇するという。

  トリア財務相は、「政府は財政規律と経済成長に向けた刺激策を組み合わせたアプローチを取る。そして来年から確実に、債務削減を過去に比べて加速させる」と言明。「これによって、政権が議会に信認を求めた際に行った2つの主要な約束を順守する。それと一貫する予算案と財政赤字見通しについて詰めの作業をまだ続けている」と語った。

  これに先立ちディマイオ副首相はローマで、2020年と21年の赤字目標を引き下げる方法を巡り閣僚らが協議したとの報道を肯定した。最低所得保障を導入するためには少なくとも100億ユーロ(約1兆3140億円)が必要だと付け加えた。

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原題:Populists May Grant Concessions to EU on Deficit: Italy Update(抜粋)

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