英アストンマーティン株、IPO価格割り込む-上場初日の取引で

更新日時
  • IPO価格比4.7%安の18.10ポンドで終了、一時は8.2%下落
  • 昨年は営業CF生まず、財務力で伊フェラーリに劣るとの見方

英高級車メーカー、アストンマーティンは上場初日となった3日のロンドン市場で、新規株式公開(IPO)価格を下回る水準で取引を終えた。より規模が大きく、収益性の高いイタリアの同業フェラーリに匹敵するバリュエーション(評価)に投資家が尻込みした。

  アストンマーティン株はIPO価格(19ポンド)比4.7%安の18.10ポンドで終了。時価総額は41億ポンド(約6060億円)となった。株価は一時、8.2%下げていた。

  アストンマーチンは当初、最大51億ポンドの評価を目指していたが、IPO直前の1日に仮条件の上限を引き下げ、レンジを縮小。修正後の仮条件は18.50-20ポンドだった。

  カナコード・ジェニュイティ傘下クエストのアナリストはリポートで、「リターンの一貫性の観点から見て、財務力の格付けで上回るフェラーリの方が優れているのは明らかだ」と指摘。アストンマーチンが昨年、営業フリーキャッシュフローを生まなかった点を挙げた。

  ブルームバーグのデータによれば、アストンマーチンのIPO価格に基づく企業価値は1-6月(上期)利益の20.7倍。より強力なバランスシートを持つフェラーリの倍率は2018年利益予想ベースで21倍。

アンディー・パーマーCEO、ロンドン上場についてコメント

Source: Bloomberg)

原題:Aston Martin’s Trading Debut Flops as Shares Fall After Open (1)Aston Martin Fails to Dazzle After CEO’s Whirlwind Pre-IPO Hype(抜粋)

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