未来の交通システム「ハイパーループ」、米企業が車両お披露目

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  • カリフォルニア州に本拠を置くハイパーループTT、スペインで発表
  • 7月には中国で試験システム建設の合弁事業設立

ハイパーループ・トランスポーテーション・テクノロジーズ(TT)は2日、実物大の乗客用カプセルをスペインで発表し、未来の交通システムを世界にお披露目した。

  カリフォルニア州に本社を置く同社の発表資料によれば、カプセルは全長32メートル、重量5トン。今後はフランスのトゥールーズに移されて追加の組み立てを行った上で、初の商業用トラックの1つで使用される見通し。「キンテロ・ワン」と名付けられた同製品は、ほぼ全てが複合素材で製造されている。同社は7月、中国で試験システムを建設する合弁事業を設立した。

スペインのプエルトデサンタマリアでお披露目された実物大のハイパーループ(10月2日)

フォトグラファー:Cristina Quicler / AFP via Getty Images

  ハイパーループは2013年に資産家イーロン・マスク氏が構想を示し、注目を集めた技術で、その後、複数の企業が高速交通システムの建設競争に相次ぎ参入した。ハイパーループ・カプセルは、摩擦を減らすために減圧下のチューブの中を時速1200キロ余りで移動。ロサンゼルスからサンフランシスコを30分で結び、リニアモーターカーなど既存の交通システムよりも高速化できるとされている。

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実物大のハイパーループ・カプセル

フォトグラファー:Cristina Quicler / AFP via Getty Images

原題:The Future of Transport Arrives as Hyperloop Capsule Shown (1)(抜粋)

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