イタリア国債、安堵の反発-ポピュリスト政権が予算で譲歩の報道

更新日時
  • 政府は2021年の財政赤字目標を国内総生産の2%とするーコリエレ
  • 10年物イタリア国債利回りは13bp低下、ドイツ10年債利回りは上昇

3日の欧州債市場でイタリア国債は5日ぶりに反発。ポピュリスト政権が財政赤字について欧州連合(EU)に譲歩すると報じられた。

  政府は2021年の財政赤字目標を国内総生産(GDP)の2%と、当初計画の2.4%から引き下げるとイタリア紙コリエレ・デラ・セラが閣議の内容を引用して報じた。当初計画に市場は懸念を深め、10年物イタリア国債とドイツ債の利回り格差は2日、約300ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)と5年ぶり高水準付近で終了していた。

  ロンドン時間午前7時22分現在、イタリア10年債利回りは13bp低下の3.32%。安全志向が後退しドイツ10年債利回りは4bp上昇。スプレッドは286bpに縮小した。

  ただ、みずほ銀行の唐鎌大輔チーフマーケットエコノミストは、EU側の対応が鍵になるだろうと話している。

原題:Italian Bonds Find Relief After Budget Deficit Concessions(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE