FDA、電子たばこへの姿勢見直し-米ジュールから書類押収

  • ジュールの電子たばこ販売は17年に600%余り増加-CDC
  • FDAはフレーバー付き電子たばこの禁止を検討

米食品医薬品局(FDA)は、電子たばこ業界に対する姿勢を変化させている。

  FDAは昨年、電子たばこメーカーが販売継続に向けた審査のために製品を提出する期限を2022年に延期。FDAのゴットリーブ長官は、通常のたばこよりも有害性が低い可能性がある電子たばこ製品に対し、規制の道筋を緩和したい考えを示していた。

  しかし今では、子供や10代の若者による電子たばこ使用がまん延しているとして、FDAは市場リーダーの米ジュール・ラブズなど電子たばこメーカーに対する圧力を強めている。FDAの査察官は先週、サンフランシスコのジュール本社から販売とマーケティングに関する1000ページ超の書類を押収した。ゴットリーブ長官はこの数週間前、メーカー各社にフレーバー付き電子たばこの禁止を検討していると伝えていた。

  ジュールの電子たばこは未成年に人気で、マンゴーやキュウリなどのフレーバー付き製品もある。ジュールの電子たばこ販売は17年に1年間で600%余り増加したと、米疾病対策センター(CDC)が2日に米医師会雑誌(JAMA)で明らかにした。CDCによると、ジュールは17年末までに米電子たばこ販売の約3分の1を占めていた。

原題:Juul in FDA’s Sights as U.S. Rethinks Position on E-Cigarettes(抜粋)

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