【NY外為】ドルが対円で年初来高値、114円台半ば-米国債安で

更新日時
  • 米国債が大幅安、力強い米経済指標やイタリア予算案巡る報道受け
  • ドル指数は5日続伸、日中を通じて上げ幅を拡大

3日のニューヨーク外国為替市場ではドルが続伸。米経済指標の堅調と、イタリア政府が予算案で欧州連合(EU)に対し一定の譲歩を議論しているとの報道で、この日は早い時間から米国債が大幅安。米金融当局者発言や債券投資家ビル・グロース氏の慎重な見解を受けて、米国債先物に損切り注文が殺到した。

  ブルームバーグのドル指数は日中を通じ上げ幅を拡大し、5営業日続伸。ドルは主要10通貨の全てに対し上昇し、円に対しては114円台半ばとなり、年初来高値を更新した。米国債利回りが上昇し、逃避先通貨は軟調となった。朝方発表された米経済指標では、9月のADP民間雇用者数とISMサービス業景況指数がともに予想を上回る強さを示した。

  ニューヨーク時間午後4時33分現在、主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は前日比0.5%高。ドルは対円で0.7%高の1ドル=114円47銭。ユーロは対ドルで0.4%安の1ユーロ=1.1500ドル。

  米リッチモンド連銀のバーキン総裁は、リスクは存在するが米経済は力強いとの見方を示した。一方、フィラデルフィア連銀のハーカー総裁は、利上げペースの減速が望ましいと語った。

  ユーロは対ドルで早い時間の上げを失い、遅い時間に日中安値を更新した。

欧州時間の取引

  ユーロがドルに対し6営業日ぶりに上昇。一時は0.4%高の1ユーロ=1.1594ドルとなった。ただヘッジファンド勢がユーロの戻り売りを出し、1ユーロ=1.16ドルを超えるには至らなかった。ユーロは、EUからの圧力を受けてイタリアが財政赤字目標を引き下げると報じられた後、大きく値上がりした。

原題:Dollar Soars Toward 1-Month High as Yields Turn Up: Inside G-10(抜粋)
Euro Advance on Italy News Meets Leveraged Selling: Inside G-10

(相場を更新し、第4段落以降を追加します.)
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