ジョンソン英前外相、メイ首相への支持呼び掛け-離脱案には修正要求

  • 保守党党大会で約40分間演説、党首の座を狙う発言はせず
  • ポンドは下げを継続、首相への支持表明で小幅に下げ幅縮小

英国のジョンソン前外相は2日、政府与党・保守党の党大会で演説を行い、党としてメイ首相を支えてもらいたいが、首相の欧州連合(EU)離脱案は廃案に追い込むべきだとの考えを示した。

  前外相の演説は時に脱線しつつ約40分にわたり続いた。メイ首相とは常にとげとげしい関係で、首相とそのEU離脱案に最近厳しい批判を加えていたことから、この演説で党首の座に挑むと言明する可能性があると懸念する向きもあったが、そのような発言はなかった。

保守党党大会で演説するジョンソン英前外相(2日)

Photographer: Chris Ratcliffe/Bloomberg

  ジョンソン前外相は演説の最後に、「メイ首相の当初の離脱案を支持し、首相を支えるよう」と訴えた。つまり、首相がEU単一市場と関税同盟からの明確な離脱を打ち出した昨年の案に回帰するよう遠回しに求めたものとみられる。

  市場はこの演説に反応薄で、ポンドは下げを継続。演説の最後に前外相が首相への支持を表明すると、下げを小幅に縮めた。ロンドン時間午後1時53分時点では、ポンドは0.5%安の1ポンド=1.2975ドル。

原題:Boris Johnson to Tories: Back May But Chuck Her Brexit Plan (1)(抜粋)

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