オプショントレーダー、米国株メルトアップに備える

  • コールの売りに対する買いの出来高比率が過去最高水準
  • 過去の同様の展開時、相場は下落に転じるケースが大半だった
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg
Photographer: Michael Nagle/Bloomberg

サンダイヤル・キャピタル・リサーチによると、米国株オプショントレーダーはかつてないほど強気に傾いている。

  同社のジェイソン・ゲッフェルト社長は1日の顧客向けリポートで、コール(買う権利)の売りに対するコールの買いの出来高の比率がここ数カ月、過去最高水準にある点に言及した。相場下落を予想するオプションの建玉100枚につき、強気予想のオプションは132枚だという。

  「全米の取引所でコールオプションの買いの出来高比率が極端に高い」と述べた同氏は、「相場がメルトアップし、コールの売りポジションで道連れになることをトレーダーが一層恐れる中、コール売りの出来高比率はじりじり低下している」と説明した。メルトアップとは、投資家が殺到して買いが買いを呼ぶ相場を指す。
  

  同リポートによると、2009年の相場の安値以降、弱気に対する強気の比率がこれほど高くなった週はほかに11回ある。このうち7回は次の週に相場が下落したが、平均下落率は1%に満たなかったという。

  好調な米景気やテクノロジー株の上昇、米資産に対する海外からの需要などが寄与し、S&P500種株価指数は年初からここまで9%余り上昇。ゲッフェルト氏は「上昇の可能性に賭けたいとオプショントレーダーを思わせるのに十分なほど、株価の上昇に一貫性がある。トレーダーはコールを売って相場下落に賭けるのを怖がっている」と述べた。
          
原題:Option Traders Scared to Bet Against Market Meltup, Sundial Says(抜粋)

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