最高裁判事指名のカバノー氏、学生時代にバーで乱闘騒ぎ-学友が証言

  • エール大学の学友、警察沙汰になった騒ぎを詳述
  • カバノー氏は飲酒後に頻繁に好戦的になった-ラディントン氏

米連邦最高裁判事候補のブレット・カバノー氏

Photographer: Michael Reynolds/EPA
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米連邦最高裁判事候補のブレット・カバノー氏はエール大学時代の1985年、友人2人とコンサート帰りに学外のバーに立ち寄った際、乱闘騒ぎで警察沙汰となった。その晩にカバノー氏と一緒にいた友人の1人が明らかにした。

  それによると、3人は英国のレゲエ・バンド、UB40の公演を見た後にバーを訪れ、バンドのリードボーカルに似た男性を発見した。その男性がそのボーカルではないからじろじろ見るのはやめろと無愛想に言ったのをカバノー氏は聞き流すことができず、最初にののしった。その後、その男性も応酬したため、カバノー氏は顔面にビールを投げつけたと、元エール大バスケットボール選手で現在はノースカロライナ州立大学教授のチャールズ・ラディントン氏は述べた。この行為は、当時同大学のバスケットボールのスター選手で、後にプロバスケットボール(NBA)でプレーした別の友人クリス・ダドリー氏も巻き込んだ乱闘騒ぎを誘発し、最終的に警察に通報される事態となったという。

  ラディントン氏は9月30日の発表資料で、カバノー氏が飲酒後は頻繁に「けんか腰で好戦的になった」と述べ、先週の上院司法委員会での証言で飲酒経験についてうそをついたと指摘した。ラディントン氏はブルームバーグ・ニュースとのインタビューで、バーでのこの騒動は思い出せるカバノー氏の言動で最も強烈な事例だと語った。

  ラディントン氏の話について ホワイトハウスに取材を試みたが現時点で返答はない。

  米紙ニューヨーク・タイムズが警察の調書のコピーを引用して伝えたところによると、カバノー氏と他の男性4人はこの事件で地元警察から事情聴取を受けた。カバノー氏は逮捕されなかったが、21歳の被害者は警察にカバノー氏から氷を投げつけられたと話した。証人はダドリー氏が男性の右耳をグラスで殴ったと述べたという。

  ラディントン氏は民主党員として登録があり、大統領選でトランプ氏には投票せず、カバノー氏とは政治的に意見が合わないという。

  ラディントン氏は、カバノー氏が過去の飲酒問題を認めることができないのは「本当に恥ずべきことだ」と述べた上で、「私個人としては、最高裁判事には不適格となるような事柄だと考えるが、他の人々の判断に委ねたい」と話した。

原題:Kavanaugh College Visit to Bar Erupted in Fight, Classmate Says(抜粋)

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