OPEC生産量、9月は小幅増-イラン減少分を他の加盟国が穴埋め

  • OPECの9月生産量は日量3283万バレル、前月比3万バレル増
  • 米制裁の発効を控えたイランの生産量は日量14万バレル減

石油輸出国機構(OPEC)の9月の原油生産は小幅ながら増加した。米国による制裁が間近に迫ったイランの生産はさらに落ち込んだものの、サウジアラビアやアンゴラ、リビアなど他の加盟国が減少分を穴埋めした。

  ブルームバーグ・ニュースが当局者やアナリスト、船舶追跡データを基に集計したところでは、OPEC加盟15カ国の9月の生産量は日量3283万バレルと、前月から3万バレル増加。イランの生産量は日量14万バレル減の336万バレルと、2016年初め以来の低水準となった。

  米制裁が11月に正式に発効すれば、イランの生産減少ペースは加速すると予想されている。同国産原油の主な買い手は既に供給先の分散化に着手している。インドは11月にイランからの原油輸入をゼロにする方針だと、業界関係者が明らかにした。韓国や日本も同様の措置に動いている。

Sanctions Bite

Iran's crude and condensate exports have dropped by 39 percent since April and will fall further by the time sanctions come into effect in early November

Source: Bloomberg tanker tracking

  調査によると、サウジの産油量は日量8万バレル増の1053万バレル。アンゴラは日量9万バレル増えた。ナイジェリアとリビアも内乱でこれまでに停止していた生産の一部を再開している。

原題:OPEC Output Edges Higher as Iran Losses Offset by Other Members(抜粋)

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