ソロス・ファンド、20億ドル運用のPEチームをスピンオフ

  • ワソング氏とヤダフ氏が総勢25人のチームを統括
  • 現在運用する約20億ドル相当の資産に加えて新たな調達も計画

Photographer: Brendon Thorne / Bloomberg

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資産家で著名投資家のジョージ・ソロス氏のファミリーオフィス「ソロス・ファンド・マネジメント(SFM)」は、約20億ドル(約2280億円)相当の資産を管理・運用しているプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資チームをスピンオフ(分離・独立)し、最大20億ドルをさらに割り当てる。

  今回の決定は1日付で実施される。事情に詳しい複数の関係者によれば、ベテランのデービッド・ワソング氏とラビ・ヤダフ氏が統括する総勢25人のチームが、新たな投資に加えて既存の資産の大半も運用する。新会社の名称は未定。外部の投資家からの資金調達も計画しているという。

ドーン・フィッツパトリック氏

フォトグラファー:Patrick T. Fallon / Bloomberg

  ソロス氏が「オープン・ソサエティー財団」に資産の多くを移転したことで、SFMの運用資産約250億ドルの大部分は今では財団が所有している。

  UBSアセット・マネジメントから最高投資責任者(CIO)としてSFMに昨年移籍したドーン・フィッツパトリック氏は社員に宛てた文書で、「これを踏まえて、われわれはポートフォリオ構成と流動性、リスク配分、投資期間についてSFMの投資アプローチの戦略的な変更を行っている」と説明した。

  関係者の1人によれば、ソロス氏は、デービッド・チアンが運営するPEファンドチームは保持する方針。

原題:Soros Spins Out Private Equity Team, Pledging Up to $2 Billion(抜粋)

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