コモディティーズ・ワールド・キャピタル、金属ヘッジファンド新設へ

  • 新ファンドはファンダメンタル戦略とテクニカル戦略を採用
  • 投資家の金属への投資意欲再燃が背景、当初約285億円の調達目指す

ベテラントレーダーのルーク・セイドリアン氏が創業したロンドンを拠点とするヘッジファンド、コモディティーズ・ワールド・キャピタルは、来年1-3月(第1四半期)に運用開始を計画している金属ファンドの資金を調達する。

  セイドリアン氏は7月に閉鎖したビルク・コモディティー・サービシズの共同創業者であるトーマス・ホッジ氏と共に新たなポートフォリオを運用する予定。ホッジ氏は数学の博士号を保有しており、新ファンドの半分についてクオンツ型のアプローチを採る。セイドリアン氏はファンダメンタルズ(需給関係)に重点を置き、市場価格と現物の需給状況とのずれを利益につなげることを目指す。

  セイドリアン氏とホッジ氏はロンドンでのインタビューで、コモディティーズ・ワールド・キャピタルは、商品全般のポジションではなく金属のみへのエクスポージャーに対する投資家の意欲が再び高まっていることを背景に、当初約2億5000万ドル(約285億円)の調達を目指していると述べた。

  同社による資金調達の取り組みは、業界の低迷を切り抜け、新たな資金集めに努める金属に重点を置くファンド運用者らの注目を集める見通しだ。過去数年間に、クライブ・キャピタルガリーナエデシア・アセット・マネジメントなど主要な商品ヘッジファンドが閉鎖に追い込まれている。

原題:Commodities World Capital to Start New Metals Hedge Fund in 2019(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中
    LEARN MORE