米ISM製造業指数:9月は予想以上に低下、供給障害の緩和反映

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米供給管理協会(ISM)が1日発表した9月の製造業景況指数は、14年ぶりの高水準だった前月から低下した。供給のボトルネック(障害)や価格への圧力が和らいだことが反映された。

ISM製造業景況指数のハイライト (9月)

  • 製造業総合景況指数は59.8。市場予想中央値は60.0。前月は61.3だった。同指数は50が活動の拡大・縮小の境目
  • 新規受注の指数は61.8(前月は65.1)。生産指数は63.9と、1月以来の高水準。前月は63.3だった
  • 入荷遅延指数は61.1と、5カ月ぶりの低水準。前月は64.5。生産者がより需要に応じやすいリードタイムになったことを示唆
  • 受注残指数は55.7(前月は57.5)
  • 仕入れ価格指数は66.9と、10カ月ぶりの低水準。2017年6月以来の大きな落ち込み。前月は72.1
  • 雇用指数は58.8と、2月以来の高水準。前月は58.5

  9月のISM製造業指数は、堅調な需要と減税が支える中で製造業はなおしっかりとしたペースで拡大しているものの、活況を呈する状況ではなくなったことを示唆する。

ISM製造業総合景況指数

ISM

  入荷遅延と受注残の指数が低下したことは、製造業者が需要の伸びに追い付きやすくなり、価格への圧力が和らいでいることを示す。8月までの数カ月間は、米中の関税賦課の応酬を控えて生産者が原材料購入を急いだ結果、サプライチェーンの混乱とコスト上昇を招いていた。

  このほか在庫指数は53.3(前月55.4)。輸出受注は56と、3カ月ぶりに上昇。前月は55.2だった。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Factory Gains Cooled to Still-Solid Pace in September (1)(抜粋)

(詳細を追加して更新します.)
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