【今朝の5本】仕事始めに読んでおきたいニュース

  • トランプ氏が貿易新協定で成果誇示、GEでトップ交代
  • テスラ株反発、IMFが世界経済成長に警鐘、英EU離脱で新提案

トランプ大統領

Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg
Photographer: Andrew Harrer/Bloomberg

前夜の米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)合意を受け、株式市場は高く始まりましたが、終盤にかけて失速しました。こうした中で株式市場で注目を集める米国の新旧企業2社のトップ人事を巡り、両社とも買いを集めました。一方は退任、他方は留任が好材料です。以下は一日を始めるにあたって押さえておきたい5本のニュース。

自画自賛

トランプ大統領は米国・メキシコ・カナダ協定(USMCA)と命名された新協定について「歴史的」勝利だと宣言。「米国での自動車生産は増える」とし、乳製品輸出で有利な条件を取り付けたと誇示した。だが在米企業の規制負担は重くなり、北米諸国の競争力をむしろ損なうとの声も出ている。カナダ・ドルは上昇した一方、メキシコペソは一時の上昇分を失う展開となった。

GEトップ交代を好感

米ゼネラル・エレクトリック(GE)株が7%高。昨年就任したばかりのジョン・フラナリー氏に代わり、取締役のラリー・カルプ氏が新たな最高経営責任者(CEO)兼会長に指名された。カルプ氏は米ダナハーの構造転換を成功させたとして評価が高い。GEはパワー事業関連のれん資産の減損処理も明らかにした。

トップ留任を好感

電気自動車(EV)メーカー、米テスラ株が一時18%上昇し、前週末の下げを埋めた。イーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が非公開化を巡って米証券取引委員会(SEC)と和解したことを好感した。同氏は会長職を辞任するがCEO職にはとどまる。マスク氏は損益の黒字化が非常に近いことを明らかにした。

貿易紛争の代償

国際通貨基金(IMF)は世界経済を憂慮している。ラガルド専務理事は貿易紛争と金融状況タイト化を理由に、9日公表の成長見通しが下方修正されることを示唆。世界経済は依然7年ぶりの高いペースで拡大を続けていると認めつつ、新たな通商障壁が「貿易だけでなく、投資と製造業にも悪影響を及ぼしている」と指摘した。

新たな一手

メイ英首相は欧州連合(EU)離脱協議で新たな提案を準備していると、英政府高官が明らかにした。英本土と北アイルランドとの間の物流に新たな検査を設けることへの反対を取り下げる代わりに、英国全体がEUの関税制度内に残留することを認めるよう、EUに妥協を求めるという。ポンドは一時急騰した。

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