イタリア国債、3日続落ー予算提案へのEUの反応に注目

  • 2019年の財政赤字を国内総生産の2.4%とする計画
  • 成長率目標を含む詳細な予算案はまだ公表されていない

1日の欧州債市場でイタリア国債は3営業日続落。イタリア予算を巡る同国のポピュリスト政権と欧州連合(EU)のあつれきが懸念されている。

  ルクセンブルクでのユーロ圏財務相会合(ユーログループ)に際してEU指導者らからコメントが出ることを警戒し、イタリア債は2年債を中心に売られた。五つ星運動と同盟で構成する連立政権は、2019年の財政赤字を国内総生産の2.4%とする計画の基盤となる成長率見通しを設定しなければならない。イタリア政府は成長見通しを含む完全な提案を10月15日までに欧州委員会に提出する必要がある。

  イタリア紙レプブリカは、イタリアの提案を拒否する以外にEUにできることはほとんどないといううわさがあると報じた。そのような結果になれば、イタリア国内のユーロ懐疑派とEUの間の亀裂は深まりイタリア債の一段のボラティリティー拡大につながる可能性がある。

  イタリア2年債利回りは一時14ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の1.17%となった。 10年債利回りは7bp上昇の3.22%。ドイツ債との利回り格差は274bp。

原題:Italy Bonds Extend Drop as Investors Await EU Response to Budget(抜粋)

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