利上げよりぜいたく品の輸入抑制を-印ルピー安対策で首相顧問ロイ氏

  • iPhoneなど携帯電話の輸入や留学関連の支出増えると指摘
  • インドは9月に総額120億ドル相当の輸入品に課す関税を引き上げ

インドは経常赤字拡大に対処し通貨ルピーを支援するため、利上げという手段に訴えるのではなく、高級品の輸入を制限すべきだとモディ首相の経済顧問ラシン・ロイ氏が主張した。

  首相直属の経済諮問委員会に所属するロイ氏はインタビューで、「私が明らかなぜいたく品と分類する消費の伸びを抑制するシグナルを積極的に送る必要がある」と述べ、米アップルの「iPhone(アイフォーン)」など携帯電話の輸入や留学などサービス関連支出が増えていると指摘した。

  5年ぶりの高水準となった経常赤字を減らしたいインドは9月26日、宝飾品からシューズに至るまで総額120億ドル(約1兆3700億円)相当の輸入品に課す関税を引き上げた。同国は原油に次いで電化製品や金の輸入が多く、アジア通貨の中でもルピーは下落が目立っている。

  ロイ氏は、ルピー安対策としてインド準備銀行(中央銀行)による金利引き上げは答えではないと説明。「為替レートを管理する手段として金利を活用する正当な理由はないというコンセンサスが中銀と他の当局の間にはある。そのことは非常に歓迎される」と語った。

原題:Target IPhones, Not Rates, to Support Rupee, Modi Adviser Says(抜粋)

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