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イングランド銀副総裁:限定的で段階的な利上げが必要

イングランド銀行(英中央銀行)のラムズデン副総裁は、賃金の伸びと生産性が同行の予想通り改善しないとしても、国内のインフレ圧力は強まる公算が大きいとの見方を示した。

  ラムズデン副総裁は28日にロンドンで行った講演で、インフレ抑制のため限定的で段階的な利上げが必要だとの英中銀内の支配的な見解に自分も同意していると表明。労働市場のひっ迫と賃金上昇圧力が中期の物価上昇を後押しする可能性が高いと述べた。

  同時に、副総裁は政策当局者らが「もっと高い名目賃金の伸びを過去に予測していたが、連続して予想を下回ってきた」と指摘。欧州連合(EU)離脱の是非を問う国民投票実施以来の実質賃金の伸びは「著しく弱い」、賃金と生産性の伸びが再び「予想を下回る可能性を排除するのは愚かだろう」と続けた。

  そのような場合でも、「次第に需要過剰に移行しつつあることを考慮すれば、単位当たりの労働コストとインフレ圧力が依然として8月の予測で示したように上昇する公算が大きいように思われる」と論じた。

原題:BOE’s Ramsden Sees Inflation Pressures Even If Wages Disappoint(抜粋)

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