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米個人消費支出:8月は拡大ペース減速-価格指数は当局目標近辺

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8月の米個人消費支出(PCE)は、拡大ペースが6カ月ぶりの緩やかさとなった。インフレ指標は金融当局の目標に近い水準だった。

  米商務省が28日発表した8月の個人消費支出は前月比0.3%増と、7月の0.4%増から伸びが鈍化した。ブルームバーグがまとめた市場予想の中央値とは一致した。8月の個人所得は0.3%増で、エコノミスト予想を下回った。

  今回の統計は、堅調な労働市場と減税の恩恵を受け、家計の資金繰りが改善しても、消費者が多額の支出に意欲的でないことを示したと考えられる。通商摩擦が激化し、中国から輸入する消費者向け製品にも関税対象が広がる中、米国の物価は上昇し需要に影響が及ぶ恐れがある。

  8月の実質個人消費支出は前月比0.2%増と、マイナスとなった2月以来の低い伸びだった。

  米金融当局が注目するPCE価格指数は、引き続き当局の目標である2%に近い水準となった。同指数は前月比で0.1%上昇、前年同月比2.2%上昇。食品とエネルギーを除くPCEコア価格指数は前月比横ばいで、市場予想(0.1%上昇)に届かなかった。前年比では2.0%上昇した。

  8月の賃金・給与は前月比0.5%増と、1月以来の大きな伸び。実質ベースの可処分所得は前月に続いて0.2%増だった。貯蓄率は6.6%で変わらず。

  このほか、インフレ調整後の耐久財支出は前月比0.2%増。7月は0.1%増だった。非耐久財支出は0.4%増。前月は0.7%増。インフレ調整後のサービス支出は0.2%増えた。

  統計の詳細は表をご覧下さい。

原題:U.S. Consumer Spending Cools; Inflation Stays Near Fed Goal (1)(抜粋)

(詳細を追加して更新します.)
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