コンテンツにスキップする

10月の日銀オペ方針、25年超の買い入れレンジを引き下げ(1)

更新日時
  • 残存25年超のオペ実施回数は変わらず、他の年限も変更なし
  • 今回の変更は最低限の内容で徐々にやっていくということー野村証

日本銀行は10月の国債買い入れ計画について、一部の超長期ゾーンの購入額のレンジを引き下げ、オペ実施頻度は据え置いた。市場では超長期ゾーンを中心に減額が続くとの見方が出ている。

  日銀が28日に発表した買い入れ計画によると、残存期間「25年超」の買い入れレンジの上限は1500億円から1000億円、下限は500億円から100億円にそれぞれ切り下げた。直近のオペ金額は500億円と、9月の方針で示されたレンジの下限ぎりぎりまで達していた。一方、オペ頻度については月5回と従来から据え置いた。残存期間「10年超25年以下」は金額レンジ、回数ともに変更がなかった。

  野村証券の中島武信シニア金利ストラテジストは、25年超のレンジ下げについて、「据え置いたままだと先行き変更できなくなり、それは柔軟化に反することになる。今回の変更は最低限の内容で徐々にやっていくということなのではないか」との見方を示した。

  また、9月の方針でオペ回数が5回に減少し、購入額のレンジの上限が引き上げられた「1年超3年以下」、「3年超5年以下」、「5年超10年以下」は変更がなかった。そのほか、月2回実施の「1年以下」や物価連動債、隔月実施の変動利付債も従来通りだった。

10月の日銀買いオペ方針(単位=億円)

 年限購入レンジ直近の
オペ額
回数(9月)
1年以下 100~1000 500 2(2)
1-3年2000~40003000 5(5)
3ー5年2500~45003500 5(5)
5ー10年3000~60004500 5(5)
10ー25年1500~25001800 5(5)
 25年超 100~1000 500 5(5)
(第3段落に市場参加者のコメント追加して更新します.)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE