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中国株:上海総合指数、4四半期連続安の方向-08年以来の長期下落

  • 創業板指数も4-6月の15%安に続き7-9月も10%超下げている
  • オンショアとオフショアの人民元も前四半期末比で下落

中国株式相場は四半期ベースの値下がりが続きそうだ。28日の取引で上海総合指数は上昇しているものの、このまま引ければ4四半期連続の下げとなり、世界的な金融危機が起きた2008年以降で最も長期の下落局面となる。

  エスカレートする米中貿易戦争への懸念などから、中国株式市場の規模は8月に日本市場に抜かれ、米国に次ぐ世界2位の座を失った。MSCIが本土株を同社の株価指数に今年追加し、FTSEラッセルは2019年に本土株をグローバル指数に組み入れる準備を進めていることから、中国株下落の痛みは海外の投資家も感じている。

China's largest caps haven't suffered as much as other stocks in 2018

  中原証券の張剛アナリストは「市場を巡る悪いニュースが今年非常に多いことを踏まえ、投資家のリスク回避志向が強まっている。投資家はそのため優良株に飛び付き、小型株を敬遠している。小型株はバリュエーションが高めで、流動性や成長の勢いを欠いている」と指摘した。 

  上海総合指数は前四半期末比で約1%値下がりしており、年初来で15%安と、世界的にも下げが目立つ。深圳証券取引所の小型株とテクノロジー銘柄で構成される創業板(チャイネクスト)指数は4-6月期の15%安に続き、7-9月期は13%下落している。

  外国為替市場では本土の取引で人民元が2四半期連続での下落となりそうだ。7-9月期の下落率は3.8%。4-6月期に5.6%下げたオフショア人民元は、7-9月期は3.6%下落となっている。

原題:China Stocks in Worst Quarterly Losing Streak in Nearly a Decade(抜粋)

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