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バーレーン支援、サウジなどが5年間のパッケージ検討-関係者

  • 100億ドルの支援規模で交渉中、最終合意はまだ-関係者
  • バーレーンの経済規模は、湾岸協力会議の加盟6カ国中で最小

財政難に陥っているバーレーンへの経済支援をサウジアラビアなどの湾岸諸国が検討している。5年間の支援パッケージで財政の安定化と通貨ペッグ(連動)の防衛が図られる見込みだ。事情に詳しい関係者が明らかにした。

  支援策はバーレーンが財政改革を進める間、同国が必要とする資金調達を手助けするのが狙い。関係者が匿名を条件に述べた。関係者の1人は、最終合意にはまだ至らないものの、100億ドル(約1兆1400億円)の支援規模で交渉が行われていると説明した。

  サウジとアラブ首長国連邦(UAE)、クウェートによるバーレーン支援策を巡る数カ月にわたる交渉は、ここへ来て具体化しつつある。パッケージには低金利ローンなどが盛り込まれるだろうと関係者の1人は語った。投資家はバーレーンが通貨切り下げに動き、同地域の他の国も追随を余儀なくされる可能性を懸念しているが、支援策はそうした事態の回避に役立つ見込み。

  バーレーンの経済規模は、サウジなどから成る湾岸協力会議(GCC)の加盟6カ国中で最小。2014年以降、原油安で打撃を受けている。ブルームバーグ・ニュースは今年8月、バーレーン支援プログラムには支出削減に加え、付加価値税導入を含めた原油以外の歳入拡大措置が含まれると報じた。

  サウジとUAEの当局者にコメントを求めたが、今のところ返答はない。クウェート財務省ははっきりしない情報源に基づく臆測記事にはコメントしないと説明。

  バーレーン政府はブルームバーグに対し4カ国の財政トップが会った際の8月の声明を参照するよう求めた。この声明は、国際通貨基金(IMF)をモデルとし本部をUAEのアブダビに置くアラブ通貨基金と協力し合同チームが準備した「包括的財政収支プログラム」を含むテクニカル報告書を検証するための会合に伴い出されていた。

原題:Gulf Powers Are Said to Weigh Five-Year Bahrain Aid Package (2)(抜粋)

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