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米フォード会長:米政権の通商交渉を注視-「確実性」求める

  • リードタイムが長いフォードには混乱を減らすことが必要と会長
  • ライトハイザーUSTR代表と密に連絡を取っている

米自動車メーカー2位のフォード・モーターは貿易協議を注視している。売上高の約40%を北米以外が占め、メキシコとカナダに工場を抱える同社の業績はトランプ政権が手掛ける数多くの通商交渉や関税計画の結果に大きく左右される。

  創業者のひ孫であるビル・フォード会長は27日、同社は特に世界事業担当社長であるジョー・ヒンリクス氏を中心にライトハイザー米通商代表部(USTR)代表と密に連絡を取り合っていると発言。フォードが望んでいるのは混乱を減らし、確実性を高めることだと強調した。

  フォード会長はミシガン州ディアボーンの本社近くにあるルージュ生産複合施設での100周年式典で、自動車産業は資本集約的で「リードタイムが長いため、大きな変動がなく確実性が高い場合にずっとうまく回る」と述べた。また同生産施設では将来的にピックアップトラック「F-150」のハイブリッド車を製造する予定であることを明らかにした。

  同社のジム・ハケット最高経営責任者(CEO)は26日、北米自由貿易協定(NAFTA)改定は差し迫っているようだと述べたが、フォード会長はまだ合意に至っていないと述べて注意を促し、「非常に流動的な状況だ。われわれはNAFTAを現実的にするよう望んでいた。そして一部は実現したが、まだ成すべきことが残っている」と指摘した。

原題:Ford Asks for ‘Certainty’ From Trump Trade Chief Lighthizer (1)(抜粋)

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