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マスク氏が非公開化案で使った大麻隠語、彼女ウケが狙い-SEC

  • 価格条件420ドルの数字は大麻絡みの隠語-当局として解釈示す
  • マスク氏:SECの提訴は不当で「私は深く悲しみ、失望した」

イーロン・マスク氏が電気自動車(EV)メーカー、テスラの株式を非公開化する価格条件として選んだ420ドルの数字は大麻に関する隠語で、この数字をツイートしたのはガールフレンドでラッパーのグライムスさんにウケようとするのが狙いだった。米証券取引委員会(SEC)が27日、このように主張した。

  SECは、同社のマスク最高経営責任者(CEO)が1株420ドルで株式非公開化するための資金調達の準備が整っているとツイートしたのは投資家を欺く行為だと主張し、同氏を相手取り提訴。その後の記者会見で数字が選ばれた背景について当局の解釈を示した。

  SECの法規執行局共同ディレクター、スティーブン・ペイキン氏は「マスク氏が420ドルという価格にたどりついたのは、資金オファーの確約を得たとテスラ株主に信じ込ませようと、当時の株価に約20%のプレミアム(上乗せ)を想定した上で、マリフアナ(大麻)文化におけるこの数字の意味と、それをガールフレンドが面白がると考えたのが理由だ」と論じた。

  マスク氏は提訴を決めたSECを直ちに批判。電子メールを通じた発表文で「SECよる不当な提訴で私は深く悲しみ、失望した。私は常に真実と透明性、投資家の利益を最優先して行動してきた。自分の人生で最も重要な価値は誠実さであり、私がこの点で決して妥協したことがない事実が証明されるだろう」と主張した。大麻への言及については反論しなかった。

米SECがマスク氏提訴-非公開化ツイートで投資家欺いたと主張

原題:Musk Picked Weed-Linked Price to Impress Girlfriend, SEC Says(抜粋)

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