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原油100ドル迫る、良いニュースかどうかは不明-仏トタルCEO

  • イランへの制裁やベネズエラでの供給減少などが値上がり要因に
  • 原油の高値は経済や石油会社にとって良くないかもしれないと指摘

原油価格が近い将来1バレル当たり100ドルに上昇するとの見方が強まる中、フランスのエネルギー大手トタルも同様の見通しを示した。ただ、それを喜んでいるわけではない。

  トタルのパトリック・プヤンヌ最高経営責任者(CEO)はブルームバーグテレビジョンのインタビューで、イランへの制裁やベネズエラでの供給減少など、原油市場への供給が落ち込み価格が2014年以来の3桁に上昇する支持要因があるとみていることを明らかにした。

  プヤンヌCEOは、世界経済にとって「それが良いニュースかどうか分からない」と指摘。「石油業界にとっても、ご存じのように原油価格が高過ぎる局面では競合各社に門戸が開かれることになるし」、需要は落ち込むだろうとの見方を示した。

  原油価格の上昇は、14年の下落で壊滅的な影響を受けた石油業界の安定につながっているものの、世界の経済成長の足かせになる可能性があるとの懸念が高まっている。とりわけ通貨下落でドル建て輸入品の値段が上昇している新興国にとって打撃になるかもしれない。

原題:Total Sees $100 Oil Coming, And Says It May Not Be a Good Thing(抜粋)

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