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トランプ氏、性的暴力疑惑の最高裁判事候補による証言称賛-採決要求

更新日時
  • カバノー氏は上院司法委の公聴会で疑惑をはっきりと否定
  • フォード氏は暴力を振るった相手がカバノー氏だと「100%」確信

トランプ米大統領は27日、自身が連邦最高裁判事に指名したブレット・カバノー氏の性的暴力疑惑に関する上院公聴会直後にカバノー氏の証言を称賛し、同氏の指名承認採決を求めた。

Christine Blasey Ford Testifies During Supreme Court Nominee Brett Kavanaugh Confirmation Hearing

ブレット・カバノー氏

フォトグラファー:Saul Loeb / Pool via Bloomberg

  トランプ大統領はツイートで、カバノー氏の証言は「力強く正直で、素晴らしいものだった」と評価。「民主党の掃討戦略はみっともなく、このプロセスは全くの見せ掛けで、遅延、妨害、抵抗の取り組みだ。上院は採決が必要だ!」とした。

  大統領の考えに詳しい関係者3人によると、公聴会でのカバノー氏の怒りをあらわにした感情的な冒頭発言は力強いものだったとトランプ氏は判断した。政権内ではカバノー氏が熱意と誠実さを示したとの見方で一致している。

  現在はカリフォルニア州の大学で心理学の教授を務めるクリスティン・ブレイジー・フォード氏は上院司法委員会でこの日開かれた公聴会で、共に高校生だった時にカバノー氏から性的暴力を受けたと証言。自分に性的暴力を振るった人物がカバノー氏であることを「100%」確信していると述べた。

Christine Blasey Ford Testifies During Supreme Court Nominee Brett Kavanaugh Confirmation Hearing

クリスティン・ブレイジー・フォード氏

フォトグラファー:Saul Loeb / Pool via Bloomberg

  これに対しカバノー氏は疑惑をはっきりと否定。自分の指名承認を長引かせ、指名承認プロセスを「国家の面目をつぶすものにしている」として上院司法委の民主党議員を非難した。

  同委は28日にカバノー氏の指名承認採決を予定しており、来週にも上院本会議で採決の運びとなる可能性がある。指名が承認されるかどうかは、まだ立場を明確にしていないコリンズ議員(メーン州)とマカウスキ議員(アラスカ州)、フレーク議員(アリゾナ州)を含む少数の共和党上院議員がカバノー、フォード両氏の証言をどのように評価するかにかかっている。3人とも公聴会後に判断する考えを示していた。

原題:Trump Demands Vote on Kavanaugh and Praises Senate Testimony(抜粋)

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