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カバノー氏、性的暴力疑惑を否定-告発女性は100%確信と証言

更新日時
  • 人違いということは「絶対にない」とフォード氏-上院で語る
  • トランプ大統領はカバノー氏の証言を評価-上院に採決求める

米連邦最高裁判事に指名されているブレット・カバノー氏は27日の上院司法委員会の公聴会で証言し、クリスティン・ブレイジー・フォード氏に性的暴力を振るったとされる疑惑を怒りをあらわにしながらはっきりと否定した。これに先立って証言したフォード氏は、共に10代の時に自分に性的暴力を加えた人物がカバノー氏であることを「100%」確信していると述べた。

  カバノー氏は「フォード博士が言及したパーティーの場に私はいなかった」と述べ、「この指名承認プロセスは国家の面目をつぶしている」と発言。3人の女性から性的な不適切行為の被害を訴えられている同氏は証言中に涙を浮かべる場面もあった。

上院司法委員会の公聴会で証言するブレット・カバノー氏

Source: Bloomberg)

  同氏は「私がこのプロセスから撤退するよう脅されることはない」とし、「この疑惑について私は無実だ」と強調した。

  これに先立ち、ダービン議員(民主、イリノイ州)は、現在は大学教授を務めるフォード氏に対し、「ブレット・カバノー氏が暴力を振るったとどの程度確信しているか」と質問。これに対しフォード氏は「100%だ」と答え、人違いということは「絶対にない」とした。同氏は1982年に起きたこの出来事について、詳細を全て覚えているわけではないが「記憶に焼き付けられた」と説明した。

  公聴会は共和、民主両党による非難合戦の場にもなった。カバノー氏は民主党のレーヒー上院議員(バーモント州)が自分をばかにしたと非難。一方、共和党議員がこの公聴会は「反倫理的な見せ掛けだ」と発言するのを黙って聞いていた。

  カバノー氏は証言の冒頭で友人に感謝の意を示し、高校卒業のかなり後まで性交渉したことはなかったが高校時代にビールを飲んだと発言し、涙ぐむ場面もあった。「ただ記憶を失うほどまでビールを飲んでいないし、誰にも性的暴力を振るっていない」と語った。

  トランプ大統領は、カバノー氏の証言終了直後のツイートで、「カバノー判事は私がなぜ彼を指名したかを明確に示した。証言は力強く正直で、素晴らしいものだった。民主党の掃討戦略はみっともなく、このプロセスは全くの見せ掛けだった」と述べ、上院に採決を求めた。

原題:Kavanaugh Angrily Denies Assault Allegation After Accuser Speaks(抜粋)

(5段落目以降にカバノー氏の証言や大統領のコメントを追加し更新します.)
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